17A2610801
神奈川大学非文字資料研究センター主催講座
海を渡った神社とその後 (かながわ大学生涯学習推進協議会共同公開講座)

開講済

講座概要

講座番号 17A2610801
期間 2017年6月3日 ~ 2017年7月15日
回数 7回
曜日
時間 13:00~14:30
定員 50名  ※先着順に受け付け、定員に達し次第締め切ります。
受講料 8,000円 7,200円
申込期間 2017年3月1日 ~ 2017年6月2日
※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。
キャンパス 横浜キャンパス

※ 受講料には、教材費(一部の講座を除く)及び消費税が含まれます。
※ 受講者区分 一般の方:一般の方 神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生
※ 受講者区分が 一般の方で、前年度、生涯学習・エクステンション講座の受講歴(一部講座除く)がある方は、受講料を5%割り引きます。

※ 開講日程や時間は、講師の緊急な都合などにより変更する場合があります。
※ 定員に満たない場合は、開講できないことがあります。

内容

戦前期大日本帝国が侵出した地などに造られたのが海外神社である。一口に海外神社とはいっても、その設置された地域や場所、設置者によってさまざまな場合がある。まず、海外神社とその跡地について概観する。また、海外神社の先駆けとなった琉球における琉球祭祀の再編について考える。そして、現地調査を基本にした、台湾・朝鮮半島・樺太・満洲の各地域について、海外神社(跡地)を軸に戦前期・戦後期の社会・政治体制・世相などの中に位置づけ、そのありようを見ていく。さらに、宗教史の側面から海外神社の総括を行う。
■コーディネーター:津田良樹

講座日程

開講月日 内容
第1回 2017/06/03 海を渡った神社と現在【中島 三千男】
1600 余社にも上ぼる海外神社の全体像とその跡地の現在について概観する。
第2回 2017/06/10 日本国による琉球祭祀の再編──海外神社の先駆け【後田多 敦】
明治政府は琉球併合過程で、琉球の祭祀をどのように再編しようとしたのか。近代沖縄における祭祀再編を通して、海外神社の前史を考える。
第3回 2017/06/17 台湾:夥しい神社遺蹟が残る謎について【金子 展也】
神社遺跡は何を語るのか──台湾を中心に【津田 良樹】

第4回 2017/06/24 神社遺物を見つけること──朝鮮半島を中心に【辻子 実】
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の神社跡地を訪ねて【中島 三千男】

第5回 2017/07/01 樺太・「北方領土」・ハワイの神社のありよう【前田 孝和】
第6回 2017/07/08 旧満洲国神社と開拓団神社から見えてくるもの【津田 良樹】
満洲国の国都には「建国神廟」、「建国忠霊廟」が造営され、開拓団には開拓団神社がつくられた。その実態は?
第7回 2017/07/15 近代宗教史の中の海外神社──祭神から考える「日本」の拡がり【菅 浩二】

講師紹介

中島 三千男

神奈川大学名誉教授
1944 年福岡県生まれ。神奈川大学元学長、同常民文化研究所・非文字資料研究センター客員研究員。専門分野は日本近現代思想史、主に国家神道、天皇の代替わり、海外神社等を研究。主な著作は『天皇の代替りと国民』、『海外神社跡地の景観変容』、『概論日本歴史』(共編著)など。

後田多 敦

神奈川大学外国語学部准教授
1962 年生まれ。神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科博士前期課程修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『「海邦小国」をめざして』(2016 年)、『琉球救国運動―抗日の思想と行動―』(2010年)、『琉球の国家祭祀制度―その変容・解体過程―』(2009 年)(以上、出版社Mugen)がある。

金子 展也

一般財団法人台湾協会 評議員、神奈川大学非文字資料研究センター研究協力者
2001 年に商社マンとして台湾に5 年間駐在する。駐在期間中、今なお残る神社遺蹟に遭遇し、以降14 年間に渡り、神社遺蹟と神社に関わる日本統治時代の台湾の社会について調査・研究を行う。著書に『台湾 旧神社故地への旅案内』がある。

辻子 実

神奈川大学非文字資料研究センター研究協力者
1950 年生まれ。単書に、『靖国の闇にようこそ』(社会評論社)、『侵略神社』(新幹社)。共著として、『東アジアのヤスクニズム』(唯学書房・16)、『図版で見る侵略神社・靖国』日本語版(韓国・民族問題研究所・11)、『光は闇の中に輝いている/靖国・天皇制・信教の自由 バプテスト40 年の闘い』(新教出版・10)、『武力で平和はつくれない』(合同出版・07)などがある。

前田 孝和

株式会社神社新報社取締役総務部長、神奈川大学非文字資料研究センター客員研究員
1950 年生まれ。皇學館大学大学院博士課程後期満期退学、ハワイ大学マノア校日本研究センター客員研究員。専攻は近現代神道史。著書(共著)に『ハワイの神社史』(大明堂)、増補改訂『遷宮をめぐる歴史』(共著、明成社)『樺太の神社』(共著、北海道神社庁)など。

津田 良樹

神奈川大学非文字資料研究センター客員研究員
神奈川大学大学院工学研究科修士課程修了。博士(学術)。専門は日本建築史。神奈川大学工学部建築学科助教(〜2017.3)。著書に『街道の民家史研究』(芙蓉書房出版)。論文に「日光社参史料からみた分棟型民家の消長」(『日本建築学会計画系論文報告集』第416 号)。「満洲国建国忠霊廟と建国神廟の建築について」(『非文字資料から人類文化へ』、神奈川大学21 世紀COEプログラム研究推進会議)などがある。

菅 浩二

國學院大學神道文化学部准教授、神奈川大学非文字資料研究センター客員研究員
國學院大學大学院博士課程修了。博士(宗教学)。専門は宗教とナショナリズム論、近代神道史。著書に『日本統治下の海外神社』(弘文堂、2004)、共著等に『戦争と宗教』(天理大学出版部、2006)、『招魂と慰霊の系譜―「靖国」の思想を問う』(錦正社、2013)、『明治神宮以前・以後』(鹿島出版会、2015)、The Ways of Religion: Interreligious Philosophical Dialogues,vol. 2.(Routledge/Taylor & Francis 2017) などがある。

※講師については都合により変更する場合があります

開講済

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