17B1612201
近代文学にみる家族像  

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講座概要

講座番号 17B1612201
期間 2018年1月9日 ~ 2018年2月20日
回数 7回
曜日
時間 13:00~14:30
定員 30名  ※先着順に受け付け、定員に達し次第締め切ります。
受講料 11,000円 9,900円
申込期間 2017年9月1日 ~ 2018年1月7日
※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。
キャンパス KUポートスクエア

※ 受講料には、教材費(一部の講座を除く)及び消費税が含まれます。
※ 受講者区分 一般の方:一般の方 神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生
※ 受講者区分が 一般の方で、前年度、生涯学習・エクステンション講座の受講歴(一部講座除く)がある方は、受講料を5%割り引きます。

※ 開講日程や時間は、講師の緊急な都合などにより変更する場合があります。
※ 定員に満たない場合は、開講できないことがあります。

内容

わたしたちは、意識的に家族を作らないでいることはできるが、家族の一員でないことはできない。家族について考えることは、だから自分の宿命を考えることといってもいいだろう。であればこそ、家族の問題は、文学の主要なテーマのひとつだった。それでは日本の近代文学はどのようにこの主題にむきあったのだろうか。この講座では、森鷗外や志賀直哉、芥川龍之介等の明治大正期の作家たちから、三島由紀夫・安岡章太郎・吉本ばななに至る戦後(現代)の作家たちの短編小説を読みながら、この主題を受講者の皆さんと共に考えていきたい。

講座日程

開講月日 内容
第1回 2018/01/09 「家」制度のなかの父と子 ― その一
志賀直哉『清兵衛と瓢簞』を読みながら、家父長制のなかでの父と息子の関係がどのように描かれてきたかを考える。
第2回 2018/01/16 「家」制度のなかの父と子 ― その二
前回を受けて、父と娘の関係について、佐多稲子『キャラメル工場から』を通して検討する。
第3回 2018/01/23 母と子をめぐって
芥川龍之介『雛』を通して、芥川における「母と子」の主題に眼をむける。
第4回 2018/01/30 夫婦像をめぐって
『ぢいさんばあさん』を読み、森鷗外が思い描いた理想の夫婦像を見ていく。
第5回 2018/02/06 戦後的家族
三島由紀夫は、戦後の日本の家族をどのように見たのか。『復讐』を読んで考えていく。
第6回 2018/02/13 父と子から母と子へ
家族の問題は、戦後、父と子の対立から母と子のそれへと焦点を移した。ここでは安岡章太郎『海辺の光景』を通して、この変容の問題を探る。
第7回 2018/02/20 家族の新しい在り方
吉本ばなな『キッチン』に提示された家族像を手掛かりに、家族の新しい在り方を考えていきたい。

講師紹介

岩佐 壯四郎

関東学院大学名誉教授
早稲田大学大学院博士課程満期退学。博士(文学)。日本近代文学・比較文学の分野で研究活動を展開し、演劇批評も執筆している。『抱月のベル・エポック』でサントリー学芸賞を受賞。著書に『世紀末の自然主義』(有精堂出版)、『日本近代文学の断面1890-1920』(彩流社)、『島村抱月の文芸批評と美学理論』(早稲田大学出版部)等のほか、近著に『点景・昭和期の文学』(関東学院大学出版会)がある。

※講師については都合により変更する場合があります

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