18A1610801
大転換期のヨーロッパ その3 かながわ大学生涯学習推進協議会共同公開講座

開講済

講座概要

講座番号 18A1610801
期間 2018年5月29日 ~ 2018年7月3日
回数 6回
曜日
時間 15:00~16:30
定員 50名  ※先着順に受け付け、定員に達し次第締め切ります。
受講料 9,500円 8,500円
申込期間 2018年3月1日 ~ 2018年5月28日
※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。
キャンパス KUポートスクエア

※ 受講料には、教材費(一部の講座を除く)及び消費税が含まれます。
※ 受講者区分 一般の方:一般の方 神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生
※ 受講者区分が 一般の方で、前年度、生涯学習・エクステンション講座の受講歴(一部講座除く)がある方は、受講料を5%割り引きます。

※ 開講日程や時間は、講師の緊急な都合などにより変更する場合があります。
※ 定員に満たない場合は、開講できないことがあります。

内容

先進国危機の時代の欧州にスポットを当て英国EU 離脱、トランプ米大統領政策、多数の移民難民の流入、それに伴う右翼の台頭など欧州が直面する危機を解明する。次いで移民難民問題の内実に迫る。2017 年、EU 主導の仏独両国で国政選挙があり、フランスの大統領選挙で、EU 改革を掲げる39 歳のマクロン中道候補が圧勝、右翼ルペン候補を退けた。ドイツの総選挙ではメルケル率いるCDU・CSU は第一党の座を確保したが大幅に後退。難民移民受け入れが裏目に。ところで、ドイツは統一後、構造改革、ユーロ導入、好調な輸出で経済停滞から立ち直り、ユーロ圏ではドイツ一人勝ち。マクロン大統領はユーロ圏財務相創設という大胆な改革案を提案したが、ドイツはどう応えるか。独仏新体制によるEU 再構築が始動。

講座日程

開講月日 内容
第1回 2018/05/29 先進国危機(パワートランジション)とEU【羽場久美子】
欧州は歴史的転換の時代を迎えている。イギリスのEU 離脱、トランプ大統領、欧州での右派の成長、移民難民の流入にどう対処すべきか。先進国危機の時代の、欧州の国際関係を検討する。
第2回 2018/06/05 移民難民問題とEU【羽場久美子】
2015―16 年にかけて100 万人流入した難民問題、現在3500 万人に及ぶ移民難民問題は、欧州社会に影を落としている。フランス、ドイツ、ベルギー、スペインでのテロ、カタルーニャの独立の動きなど、多様化に揺れる欧州の内実を分析する。
第3回 2018/06/12 仏独新体制がEU 再生に挑む【石井 伸一】
フランス、ドイツで国政選挙があり、フランスでは親EU 路線を前面に掲げる39 歳のエマニュエル・マクロン中道候補が圧勝、大統領に就任、一方、ドイツの総選挙でメルケル首相率いるCDU.CSU は辛勝ながら第一党の座を確保。この新独仏体制の主導でEU 再構築に挑む。
第4回 2018/06/19 フランスに現代の政治革命の旋風が巻き起こった【石井 伸一】
フランスの大統領選挙で、政界では無名のマクロン中道候補が得票率で66%、国民戦線党首マリーヌ・ルペンの33.9% を大幅に上回り圧勝。淀みのないアピールに有権者は新時代の息吹を感じたとみられる。二大既成政党は大敗した。ドゴール、ミッテランに次ぐリーダーが誕生。
第5回 2018/06/26 ドイツとユーロ―ユーロ圏でのドイツの一人勝ちと今後【田中 素香】
東西ドイツの統一でドイツ経済は停滞したが、労働市場改革、ユーロ導入、中国への好調な輸出で立ち直り、リーマンショック後ユーロ圏でドイツ一人勝ちとなった。一人勝ちは今日も続いているのか。ドイツが進める技術革命「インダストリー4.0」は将来の一人勝ちとどう関わるのだろうか。
第6回 2018/07/03 ユーロの制度改革とそのゆくえ―フランスのマクロン大統領の構想を中心に【田中 素香】
世界初の統一通貨ユーロは12 年間の危機でユーロ崩壊と騒がれたが、フランスのマクロン大統領はユーロ圏財務相の創設といった大胆な改革を提案した。EU でもユーロ圏の大改革を進めている。ドイツはどう応えるのかなど、広範に検討する。

講師紹介

羽場 久美子

青山学院大学国際政治経済学部教授
国際関係学博士、津田塾大学大学院博士課程修了。ハーバード大学、ロンドン大学、パリ大学客員研究員。専門は国際政治学、欧州の分断と統合、ナショナリズムとデモクラシー。世界国際関係学会(ISA)副会長、国際フォーラム参与、東アジア共同体評議会副議長。著書に『ヨーロッパの分断と統合』(中央公論新社)『グローバル時代のアジア地域統合』(岩波書店)『EU を知る63 章』、『アジアの地域統合を考えるー戦争をさけるために』(2 冊明石書店)ほか多数。

田中 素香

東北大学名誉教授、経済学博士
九州大学大学院経済学研究科修士課程修了。東北大学教授、中央大学教授を経て、2015 年4 月より中央大学経済研究書客員研究員。16 年4 月より国際貿易投資研究所(ITI)客員研究員。ドイツのケルン大学・ボン大学、イタリアEU 大学院にて客員研究員。日本EU 学会理事長、日本国際経済学会会長を歴任。著書に『ユーロ危機とギリシャ反乱』(岩波新書、2016 年)など多数。

石井 伸一

ヨーロッパ問題研究者
1959 年早稲田大学商学部卒業。同年NHK 入局、ヨーロッパ総局(パリ)特派員(ドゴール外交中心に報道、ギリシャ政変なども随時取材報道)、ローマ支局長(ヴァティカンも担当)、1995 年神奈川大学特任教授、欧州経済、EU 論担当。2005 年退職、ヨーロッパ問題研究、主要著書に『現代欧州統合論』(白桃書房)、『新EU 論』(新評論)、他、訳書に『現代フランス 移民から見た世界』(明石書店)などがある。

※講師については都合により変更する場合があります

開講済

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