18A1611901
編集者が語る素顔の作家たち―小林秀雄  

開講済

講座概要

講座番号 18A1611901
期間 2018年6月2日 ~ 2018年6月16日
回数 2回
曜日
時間 15:00~16:30
定員 50名  ※先着順に受け付け、定員に達し次第締め切ります。
受講料 3,500円 3,100円
申込期間 2018年3月1日 ~ 2018年6月1日
※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。
キャンパス KUポートスクエア

※ 受講料には、教材費(一部の講座を除く)及び消費税が含まれます。
※ 受講者区分 一般の方:一般の方 神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生
※ 開講日程や時間は、講師の緊急な都合などにより変更する場合があります。
※ 定員に満たない場合は、開講できないことがあります。

内容

講師は大学在学中より、遠藤周作編集長の『三田文学』で編集者生活を始め、卒業後、新潮社に入社。20 年在籍した後、出版社を設立し、その間、40 年以上にわたって、編集者として多くの作家たちに接し、仕事を続けてきました。最も身近に接した遠藤周作をはじめ、井伏鱒二、小林秀雄、大岡昇平、北杜夫、瀬戸内寂聴……。
今期は、小林秀雄を2 回にわたって取り上げます。小林秀雄は、「批評の神様」と言われ、昭和の日本を代表する「知性」として、文壇のみならず、広く文化界に大きな影響を与えた批評家です。
講師は、編集者生活の出発点で小林秀雄に出会い、大きな刺激と感化を受けました。
編集者ならではの視点から、文学者たちの素顔と実像を語り、その作品世界を読み解く一助となる講座にしてみたいと思います。

講座日程

開講月日 内容
第1回 2018/06/02 「小林秀雄と文士の仲間たち ― その交友から見える実像」
哲学者の木田元は、「自分たちは、すべてを小林秀雄に教わった」といった。小林は、戦中戦後の日本の文壇の中心にいた。多くの作家や批評家が、小林の影響を受け、その批評の方法を学び、また批判するものも少なくなかった。文学を志す者たちにとって、小林は乗り越えるべき大きな壁であったのだ。
講師が編集者として接した小林本人、そして、大岡昇平、河上徹太郎、安岡章太郎など、小林の文学仲間たちとの交友から見えた小林秀雄の実像を語りながら、小林に対する「礼賛と批判」の実相についても論及する。
第2回 2018/06/16 「小林秀雄が愛した本居宣長 ― もののあわれとは何か?」
小林秀雄は多くの芸術家や文学者を批評の対象にしたが、最後にたどり着いたのが江戸時代の国学者・本居宣長だった。晩年の11 年間、雑誌『新潮』に連載した『本居宣長』は、彼の畢生の大作であり、その難解な表現にもかかわらず、本になるとベストセラーになった。その著作で極めようとしたのは、日本文化の基層にある「もののあわれ」という観念であった。
講師は後年、新潮社で小林の講演を肉声テープとして刊行し、大きな反響を得た。その中で小林は、文章表現とは違って、聴衆に伝えるために分かりやすく宣長について語ってくれた。
小林秀雄の口から語られた「宣長についての思い」と「もののあわれ」について、講師が体験談を交えつつ語る。

講師紹介

宮島 正洋

元新潮社編集者、アートデイズ編集長、日本手紙文化総合研究所理事長
1974 年、慶應義塾大学フランス文学科卒業。大学在学中より遠藤周作編集長の『三田文学』で編集者として活動を始め、卒業と同時に新潮社に入社。いくつかの雑誌編集部を経て、社長直属のメディア室に移り、「新潮カセットブック」など新しい出版の開発に携わる。その音声出版はブームを作った。1992 年、新潮社を退社して出版社アートデイズを設立し、代表取締役・編集長となる。

※講師については都合により変更する場合があります

開講済

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