18B1610601
アジアの視点 その14 激動する「アジアの現状と世紀の首脳会談」

開講済

講座概要

講座番号 18B1610601
期間 2018年9月28日 ~ 2018年12月14日
回数 10回
曜日
時間 16:00~17:30
定員 50名  ※先着順に受け付け、定員に達し次第締め切ります。
受講料 15,500円 13,900円
申込期間 2018年9月1日 ~ 2018年9月27日
※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。
キャンパス KUポートスクエア

※ 受講料には、教材費(一部の講座を除く)及び消費税が含まれます。
※ 受講者区分 一般の方:一般の方 神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生
※ 受講者区分が 一般の方で、前年度、生涯学習・エクステンション講座の受講歴(一部講座除く)がある方は、受講料を5%割り引きます。

※ 開講日程や時間は、講師の緊急な都合などにより変更する場合があります。
※ 定員に満たない場合は、開講できないことがあります。

内容

「世紀の首脳会談」。これは、最近行われたトランプと金正恩の会談を指すものである。歴史を振り返ると、これに類似した会談は数多くある。遠くはウェストファリア条約を締結した時の会談やナポレオン戦争後のウイーン会議やベルリン会議、そして、ヴェルサイユ会議、ヤルタ会議やモスクワ三相会議。その後では、冷戦の終焉のマルタ―会議など。確かに、これらの会議はそれぞれ、世界の転換期に大きな意味をもつ会議であった。しかし、6 月27 日に行われた「米・朝首脳会談」は、核時代において、そして、特にアジアに関する世界の最大の覇権国・米国と弱小国である北朝鮮との会談であり、そのような状況になっているのは、やはり世界とアジアが、前例のない大きな転換期に直面している事を意味している。それでは、21世紀のアジアはどのように描けるのであろうか。
この講座では、アジアや朝鮮半島の現実的な状況を踏まえて、アジアを展望しようとするものである。講師たちは、それぞれの専門分野において長い間アジアを研究した研究者や実務家によって構成されており、従って、米・ソの超大国を含めたアジアの実体や全体像をできるだけ正確に、浮き彫りにするため、全力を尽くすつもりである。

講座日程

開講月日 内容
第1回 2018/09/28 朝鮮半島・正常化の条件【中村 研一】
第2回 2018/10/05 インド人民党政権と2019 年総選挙への胎動【竹中 千春】
第3回 2018/10/12 中国の台頭と日本の対応【道下 徳成】
第4回 2018/10/19 2019 年大統領選を前にしたインドネシアの政治と外交【川村 晃一】
第5回 2018/10/26 2021 年にむけての中国の難題 ― 朝鮮半島、台湾そしてアメリカ【天児 慧】
第6回 2018/11/02 プーチンの脱欧入亜と日朝関係【下斗米伸夫】
第7回 2018/11/09 ネットワーク構造 日本とアジアとの経済的関係について【比佐 章一】
第8回 2018/11/16 米朝首脳会談後の北朝鮮情勢【小牧 輝夫】
第9回 2018/11/30 米中間の争いに揺れるベトナム【坪井 善明】
第10回 2018/12/14 文在寅政権の政治経済体制と六者協議の展望【郷田 正萬)

講師紹介

中村 研一

北海道大学名誉教授
1948 年神奈川県生まれ。72 年東大理学部卒業、74 年同法学部卒業し、同助手を経て、77 年以降、北大で国際政治、平和研究、国際公共政策を担当。著書『地球的問題の政治学』(岩波書店)、『暴力とことばー政治的なものとは何か』(北海道大学出版会)など。

竹中 千春

立教大学法学部教授
1957 年東京生まれ。東京大学法学部卒業。専門はインドの現代政治や国際政治。主要著書に『盗賊のインド史 ― 帝国・国家・無法者』(有志舎)、『千春先生の平和授業/2011 〜2012/ 未来は子どもたちがつくる』(朝日学生新聞社)、『世界はなぜ仲良くできないの? ― 暴力の連鎖を解くために』(CCC メディアハウス)、近刊に『ガンディー 平和を紡ぐ人』(岩波新書、2018 年)など。

道下 徳成

政策研究大学院大学(GRIPS)教授
1965 年生まれ。筑波大学国際関係学類卒。ジョンズ・ホプキンス大学(SAIS)修士および博士(国際関係論)。専門は日本の防衛・外交政策、朝鮮半島の安全保障。防衛省防衛研究所主任研究官、内閣官房副長官補付・参事官補佐などを経て現職。著書に『北朝鮮 瀬戸際外交の歴史、1966~2012 年』(ミネルヴァ書房、国際安全保障学会最優秀出版奨励賞受賞)等がある。

川村 晃一

独立行政法人 日本貿易振興機構アジア経済研究所地域研究センター東南アジアⅠ研究グループ長代理
早稲田大学政治経済学部政治学科卒、ジョージ・ワシントン大学大学院国際関係学研究科修士課程修了。1996 年にアジア経済研究所入所。専門はインドネシア政治、比較政治学。2002 年から2 年間ジョグジャカルタに滞在。編著で『新興民主主義大国インドネシアーユドヨノ政権の10 年とジョコウィ大統領の誕生』(アジア経済研究所、2015年)など。一方、「フォーサイト」に寄稿するなど時事問題にも明るい。

天児 慧

早稲田大学名誉教授
ここ10 年近く、自分の本来の研究対象である現代中国政治よりも、アジア地域統合、その中でも日中関係、日本とアジアなどを考え、まとめ、発信してきた。その成果として、『中国・アジア・日本』(筑摩新書)、『日本再生の戦略』(講談社新書)、『アジア連合への道』(筑摩書房)、『膨張する中国と対外関係』『アジアの非伝統的安全保障』(以上、剄草書房)、『日中対立』(ちくま新書)、『中華人民共和国史新版』(岩波新書)などを出版。

下斗米 伸夫

法政大学法学部教授
1948 年札幌生まれ。1978 年東京大学大学院法学政治学研究科修了(法学博士)。専攻は比較政治学、冷戦史、ロシア政治。成蹊大学法学部教授を経て1988 年から現職。著書に『図説ソ連の歴史』(河出書房新社)、『日本冷戦史(1945~56 年)』(岩波書店)など。

比佐 章一

神奈川大学経済学部准教授
1972 年茨城県生まれ。2002 年一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。横浜市立大学准教授を経て2014 年から現職。専攻は日本経済論、マクロ経済学、計量経済学。主要な著書・論文に『日本の医療改革 ― レセプトによる経済分析』(共著、東洋経済新報社)、「日本企業における設備投資行動の不安定性とその決定要因」(『日本経済研究』日本経済研究センター、2007 年)など。

小牧 輝夫

アジア経済研究所名誉研究員、大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員教授
1940 年神戸生まれ。大阪市立大学経済学部卒業。アジア経済研究所に入所、部長、研究主幹などを務め、その後、国士舘大学21 世紀アジア学部教授、学部長などを歴任。2014 年から現職。主要著書に『朝鮮半島 ― 開放化する東アジアと南北対話』(編著)、『苦難の行進 ― 金正日時代の政治経済展望』(共編著)、『経済から見た北朝鮮』(共編著)など。

坪井 善明

早稲田大学政治経済学術院教授
1948 年生まれ。東京大学法学部政治学科卒業。フランスパリ大学社会科学高等研究院社会学博士号取得。北海道大学法学部教授を経て、1997 年より現職。ベトナム政治史・ベトナム現代政治専攻。「LʼEmpire vietnamien face à la France et à la Chine(1847-1885)」(LʼHarmattan, Paris,1984)で渋沢・クローデル賞、『ヴェトナム「豊かさ」への夜明け』(岩波新書、1992)でアジア・太平洋賞特別賞受賞。『ヴェトナム現代政治』(東京大学出版会)、『ヴェトナム新時代、「豊かさ」への模索』(岩波新書)等、著作多数。

郷田 正萬

神奈川大学名誉教授
東京大学大学院法学政治学研究科修了(法学博士)。神奈川大学助教授、教授、法学研究所所長、アジア問題研究所所長を歴任。専門は国際政治学、アジア政治外交史。カリフォルニア大学(Berkeley/米国)・慶南大学(韓国)・復旦大学(上海/ 中国)の客員および招聘教授。国連政治過程とアジア地域統合について研究している。

※講師については都合により変更する場合があります

開講済

<<講座一覧に戻る