18B1612101
神奈川大学非文字資料研究センター主催講座
近世薩摩の生活 『薩藩勝景百図』から見える薩摩の世界

開講中止

講座概要

講座番号 18B1612101
期間 2018年11月28日 ~ 2018年12月19日
回数 4回
曜日
時間 15:00~16:30
定員 50名  ※先着順に受け付け、定員に達し次第締め切ります。
受講料 6,500円 5,800円
申込期間 2018年9月1日 ~ 2018年11月14日
※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。
キャンパス KUポートスクエア

※ 受講料には、教材費(一部の講座を除く)及び消費税が含まれます。
※ 受講者区分 一般の方:一般の方 神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生
※ 受講者区分が 一般の方で、前年度、生涯学習・エクステンション講座の受講歴(一部講座除く)がある方は、受講料を5%割り引きます。

※ 開講日程や時間は、講師の緊急な都合などにより変更する場合があります。
※ 定員に満たない場合は、開講できないことがあります。

内容

神奈川大学非文字資料研究センターでは、近世の絵画からそこに描かれた人・モノなどの名前やその背景を描き出す「絵引」を日本全国にわたって作成してきました。2018 年2 月には、1815(文化12)年に作成された国宝『薩藩勝景百図』を対象にして、薩摩の風景や人びとの生活、そして琉球の船や朝鮮半島から来た人びとによって行われた陶器作りが描かれ、薩摩の国際性も分かります。
現在大河ドラマで『西郷どん』が放映されていますが、島津斉彬と篤姫のシーンにもこの『薩藩勝景百図』が使われています。国宝『薩藩勝景百図』を見ながら、19 世紀の薩摩の世界を考えていきます。

講座日程

開講月日 内容
第1回 2018/11/28 『薩藩勝景百図』を「絵引」として見る【小熊 誠】
非文字資料研究センターが、なぜどのように「絵引」研究を行ってきたかを説明し、『薩藩勝景百図』の街道や花見の様子を解説します。
第2回 2018/12/05 「絵引」による図像分析 ー幕末の戯画からわかることー【富澤 達三】
「絵引」は、図像資料から客観的な情報を引き出す分析方法としても大きな意味を持っています。幕末期の江戸で出版された歌川国芳が描いた錦絵の戯画を、「絵引」の手法で具体的に分析します。
第3回 2018/12/12 前之浜に浮かぶ琉球船―薩摩藩の海運統制【上原 兼善】
海洋王国琉球にとっては、海運は生命線でした。それゆえに、薩摩藩は琉球の海運に統制を加えることによって琉球支配の実をあげようとしました。本講座では、海運・物流をめぐるせめぎ合いから薩琉関係の具体相に迫ります。
第4回 2018/12/19 絵引から見た薩摩の異国性【渡辺 美季】
『薩藩勝景百図』では琉球・朝鮮に関わる異国性(異国的要素)が強調されています。この異国性を分析し、そこに込められた薩摩藩の意図を読み解きます。

講師紹介

小熊 誠

神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科教授
1954 年生まれ。横浜市出身。1985 年筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科単位取得修了。編著に『〈境界〉を越える沖縄』(森話社)2016年。論文に「“間”の民俗―養子制度から沖縄の門中を再検討する」(『歴史と民俗』30、2014 年)、「民俗と沖縄戦―沖縄の人びとの生活と普天間基地」(『神奈川大学評論』82、2015 年)、「『つながり』を創る沖縄の系譜」(『東アジア世界の民俗』アジア遊学215、勉誠社、2017 年)など。

富澤 達三

松戸市立博物館学芸員
1967 年生まれ。埼玉県出身。1993 年慶応義塾大学文学部卒業、1995 年明治大学大学院文学研究科博士前期課程修了、1996 年東京大学社会情報研究所教育部修了。1999 年神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科博士後期課程修了。博士( 歴史民俗資料学)。専門は日本近世史、歴史民俗資料学。非文字資料として、浮世絵・村絵図・漫画などの図像を研究している。主著に『錦絵のちから 時事的錦絵とかわら版』( 文生書院)、『文明開化の錦絵新聞――東京日々新聞・郵便報知新聞全作品』( 国書刊行会)、「錦絵のなかの民間信仰」( 矢島新編『日本仏教美術論集8 近世の宗教美術』、有志社) など。

上原 兼善

岡山大学名誉教授
1944 年生まれ。沖縄県那覇市出身。1974 年九州大学大学院文学研究科博士課程中退。専門は日本近世史。宮崎大学教育学部・岡山大学教育学部を経て現在岡山大学名誉教授。主著に『鎖国と藩貿易』(八重岳書房)、『幕藩制形成期の琉球支配』(吉川弘文館)、『島津氏の琉球侵略』(榕樹書林)、 『名君の支配論理と藩社会』(清文堂)、『近世琉球貿易史の研究』(岩田書院)など。

渡辺 美季

東京大学大学院総合文化研究科准教授
1975 年生まれ。東京都出身。2005 年東京大学大学院人文社会研究科博士課程単位取得。2008 年東京大学博士学位( 文学) 取得。日本学術振興会特別研究員、東京大学助教、神奈川大学准教授を経て現職。専門は歴史学( 東洋史)。琉球王国を中心とした近世東アジア国際関係史の研究を行う。主著に『近世琉球と中日関係』( 吉川弘文館)、主要論文に「東アジア世界のなかの琉球」( 藤井譲治ほか編『岩波講座 日本歴史』第12 巻、岩波書店) など。

※講師については都合により変更する場合があります

開講中止

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