19A1614901
読み解き味わう日本の愛唱歌 歌詞の意味を理解し誕生秘話を知る

開講済

講座概要

講座番号 19A1614901
期間 2019年8月6日 ~ 2019年9月17日
回数 4回
曜日
時間 13:00~14:30
定員 50名  ※先着順に受け付け、定員に達し次第締め切ります。
受講料 6,500円 5,800円
申込期間 2019年3月1日 ~ 2019年8月5日
※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。
キャンパス KUポートスクエア

※ 受講料には、教材費(一部の講座を除く)及び消費税が含まれます。
※ 受講者区分 一般の方:一般の方 神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生
※ 受講者区分が 一般の方で、前年度、生涯学習・エクステンション講座の受講歴(一部講座除く)がある方は、受講料を5%割り引きます。

※ 開講日程や時間は、講師の緊急な都合などにより変更する場合があります。
※ 定員に満たない場合は、開講できないことがあります。

内容

「さくらさくら」「荒城の月」「この道」「浜辺の歌」……、日本の四季や日本人の心情を描いた愛唱歌の数々。明治時代、西洋音楽教育に取り組み、大正から昭和にかけては、山田耕筰、北原白秋、三木露風、中山晋平など当時の最高の詩人、作曲家が子供のための歌を作った。しかし、その誕生には、知られていない多くのエピソードがあり、その歌詞が正しく理解されていないことも多い。学び取った西洋音階で日本人の心を表現し得た作曲家たち。易しい言葉遣いのなかに深い思いを込めた優れた詩人たち。彼らの創った美しい童謡唱歌は誇るべき日本人の心の遺産といえる。歌いつがれてきた愛唱歌を正しく読み解き、その深い魅力を知るための講座。
講師は豊富な舞台経験を持つ二期会所属のソプラノ歌手。歌い手ならではの感性で読み解いた童謡唱歌の世界を、毎回、代表曲のいくつかを実際に歌いながら、楽しく講義します。

講座日程

開講月日 内容
第1回 2019/08/06 唱歌の誕生
明治5 年の学制発布によって小学校が開校され、欧米に習って学校授業の科目に「音楽」が制定された。それまで日本人には全く馴染みのなかった西洋音楽をどうやって日本の子供に教育するのか、初めての「音楽教育」に取り組んだ先達の軌跡を読み解く。
〇 教科書に載って「唱歌」になった外国曲― 「アニーローリー」「旅愁」「霞か雲か」等
〇「 輸入唱歌」から日本人の手による唱歌へ―「我は海の子」「夏は来ぬ」等
〇 明治の天才・滝廉太郎「 花」
第2回 2019/08/20 大正期に童謡の名曲を生んだ「赤い鳥」運動
大正7 年に創刊された雑誌「赤い鳥」は文学運動から次第に音楽運動になり、北原白秋や三木露風の童謡詩に山田耕作や中山晋平が曲をつけ、童謡の名曲が次々に生まれていった。童謡の黄金時代といわれる。
〇 北原白秋、山田耕作の黄金コンビによる芸術歌曲の誕生― 「この道」「からたちの花」「ペチカ」等
〇 三木露風作詞が作詞した「赤とんぼ」……世代を超えて愛される日本の名曲
〇 中山晋平・野口雨情コンビ「シャボン玉」の哀しい誕生秘話
〇 正しく理解されていない唱歌の歌詞―「七つの子」……『かわいいからすの子』の意味は?
第3回 2019/09/03 時代の波に翻弄された愛唱歌
日清・日露から第二次大戦に至るまで、戦争という時代の荒波は子供のための唱歌にも大きな影響を与えた。音楽教育、情操教育のための芸術的価値のある歌曲から「戦意高揚」へ。国の意向で変えられた数々の歌詞。
「うみ」「我は海の子」「汽車ポッポ」「里の秋」「さくらさくら」……昭和に変えられた歌詞の本当の意味は?
第4回 2019/09/17 大衆に歌われた愛唱歌の変遷
昭和10 年代にラジオから流れた「国民歌謡」は、戦後「ラジオ歌謡」と生まれ変わり、「リンゴの唄」「山小舎の灯」「夏の思い出」などの愛唱歌は、戦争で荒んだ国民の心と生活を潤し彩った。
演劇と共に大流行した愛唱歌「カチューシャの唄」「ゴンドラの唄」。名曲「浜辺の歌」誕生秘話。
最後に、日本人オリジナルの美しく芸術的価値のある愛唱歌の数々、これからも歌い継いで行くために、これらを正しく理解し、歴史に埋もれないようにさせて行くにはどうすればいいかを考察する。

講師紹介

杉下 友季子

ソプラノ歌手(二期会会員)
武蔵野音楽大学声楽科卒業。二期会オペラスタジオ修了。1989 年、埼玉県民オペラ「秩父晩鐘」(池辺晋一郎作曲)に主演後、「こうもり」ロザリンデ、「メリー・ウィドウ」ハンナ、「トスカ」題名役、「トロヴァトーレ」レオノーラ、「仮面舞踏会」アメリア、などオペラ公演に多数出演。特に2014 年、イタリア・プーリア州のトラエッタ音楽祭で「ラ・ボエーム」ミミ役で出演し好評を博した。2015 年にはイタリア・ルッカのサンタマリア・ネーラ教会のコンサートで「蝶々夫人」のアリアを歌う。その他ハンガリー及びウィーンでのコンサート、二期会サロンコンサートなどにも数多く出演している。歌手として活躍する一方、声楽の個人レッスン、コーラス、童謡の会の指導などにも当たっている。

※講師については都合により変更する場合があります

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