19A2610301
はじめてのオペラ 映像で楽しむ極上の芸術文化遺産

開講済

講座概要

講座番号 19A2610301
期間 2019年5月17日 ~ 2019年6月28日
回数 7回
曜日
時間 13:30~15:30
定員 50名  ※先着順に受け付け、定員に達し次第締め切ります。
受講料 8,000円 7,200円
申込期間 2019年3月1日 ~ 2019年5月16日
※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。
キャンパス 横浜キャンパス

※ 受講料には、教材費(一部の講座を除く)及び消費税が含まれます。
※ 受講者区分 一般の方:一般の方 神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生
※ 受講者区分が 一般の方で、前年度、生涯学習・エクステンション講座の受講歴(一部講座除く)がある方は、受講料を5%割り引きます。

※ 開講日程や時間は、講師の緊急な都合などにより変更する場合があります。
※ 定員に満たない場合は、開講できないことがあります。

内容

美しいメロディーに乗り、恋の歓びと悲しみが展開するメロドラマ、それがオペラ。オペラは21 世紀の今日までに人々が創り出した、最も大掛かりなエンタテイメントです。
オペラは一寸むずかしい感じがして近寄りにくい、そのようにお考えでしょうか? 決してそうではありません。男と女・老若を問わず、“ アモーレ(=恋)” をキーワードに、圧倒的な声の饗宴と、カラフルな映像、それに心地良いメロディーに耳を傾けて「名作オペラ」の数々を楽しみましょう。第一級の舞台総合芸術作品を揃えて、皆様をお待ち申しあげます。

講座日程

開講月日 内容
第1回 2019/05/17 『セビリアの理髪師』ロッシーニ作曲
スペインのセビリアで街一番の人気者といえば理髪師のフィガロです。「街の何でも屋」フィガロの助けを借りなければ、髭剃り・剃刀(かみそり)、嫁取り.婿取り等々、つまり何事も叶いません。後見人バルトロの厳しい監視下にある“かごの鳥” ロジーナと、彼女に一目惚れのお殿様=アルマ・ヴィーヴァ伯爵にとっても、フィガロが頼りなのです。
第2回 2019/05/24 『カルメン』ビゼー作曲
ジプシー娘カルメンが歌う「私の投げた赤い花、あれは魔法の恋の花!」。美しいカルメンが気まぐれに目をつけた相手は、真面目で純情な伍長ドン・ホセです。ホセの涙もろい母親の祈りも、幼馴染で許婚の村娘ミカエラの願いも、カルメンの妖しい誘惑のまえには無力で、もはやドン・ホセの耳には届きません。スペインの厳しい風土、闘牛場に流れる真っ赤な血潮の興奮、花形闘牛士エスカミーリョの必殺の剣さばき。ファム・ファタール(運命の女・魔性の女)=カルメンとの一瞬の出会いが、全幕を支配し尽くし、魅入られた男は破滅へと導かれます。
第3回 2019/05/31 『ポーギーとベス』ガーシュウィン作曲
アメリカの黒人社会をテーマにした初めての本格的なオペラ作品です。作曲者のジョージ・ガーシュウィンは、ニューヨーク・ブルックリン生まれの貧しいロシア移民の子で、ブロードウェイ・ミュージカルや、ピアノ協奏曲へ調、「ラプソディー・イン・ブルー」等で知られていますが、『ポーギーとベス』は初めての本格的なオペラ作品で、1935 年に舞台初演されました。
オペラでは脇役の人妻・クララが歌う「サマー・タイム」の一曲が有名です。このオペラを上演するにはあたっては、作曲家による鉄の法則があります。それはオペラ歌手たちは全員が黒人であることです。足の不自由なポーギーも、その恋人のベスも、そして麻薬の売人スポーティング・ライフも……。クラシックにジャズの技法を取入れて、躍動するリズム感と人生の悲哀を見事に表現しています。
第4回 2019/06/07 『ラ・トラヴィアータ』ヴェルディ作曲
パリの社交界のあだ花・ヴィオレッタと純朴な青年アルフレードが出会います。はじめての真実の恋に目覚めたヴィオレッタ。しかし幸せの時は短く、アルフレードの父の願いで身を引く幸薄いヒロイン・ヴィオレッタを、ヴェルデイの音楽が見事に描き出します。
~「乾杯の歌」「ああ、そは彼の人か─花から花へ」、「プロヴァンスの海と陸」、「さようなら過ぎ去った日よ」、別れの二重唱「パリを離れて」~忘れがたい歌ばかりです。
第5回 2019/06/14 『ドン・カルロ(スペインの王子)』ヴェルディ作曲
全世界を手中に収めてもなお、孤独にさいなまれる年老いたスペイン国王フィリッポ2 世の悲痛なアリア「ひとり寂しく眠ろう」。若き王子ドン・カルロが、圧制に苦しむフランドルのために立ち上がるべく、無二の友ポーザ侯爵ロドリーゴと歌う二重唱「我らの胸に友情を」。スペイン宮廷の妖しい花・エボリ公女の「むごい運命よ」。ロドリーゴの死「終わりの日は来た」。王妃エリザベッタの悲痛な祈り「世の空しさを知る神よ」。……スペイン宮廷の悲劇を描く、ヴェルデイの華麗なるオペラ絵巻です。
第6回 2019/06/21 『トゥーランドット』(1)プッチーニ作曲
伝説の時代の中国。絶世の美女・北京の王女トゥーランドット姫は、言い寄る王子達に三つの謎を出題して、正解できなかった者を晒し首に処することを決りとしている。ここに一人、凛々しい若者が現われて謎に挑戦する。
プッチーニが素材として選んだのは、古くはマルコ・ポーロ(1250 ~ 1324)の『東方見聞録』への興味に発し、ゴッツィ(1720 ~ 1806)の寓意劇『トゥーランドット(1762)』から、シラーの戯曲『トゥーランドット』に至る東西にわたる伝播でした。
第7回 2019/06/28 『トゥーランドット』(2)プッチーニ作曲
三つの謎を解いた者を夫として迎えるという誓約を反故にしてまでも、あくまでも結婚を拒む王女に向かって、名を秘めた王子は「もし私の名前をお答えになれたら、この生命を差し出しましょう」と申し出ます。トゥーランドットの「氷のように冷酷な心」を溶かすものは何か? それは王子を密かに慕い付き随う可憐な女奴隷リューの自己犠牲と、王子の「熱く燃える火のような愛に満ち溢れる心」でした。

講師紹介

金窪 周作

オペラ・フリーライター
1959 年NHK に入局し、主として芸能局音楽芸能部でオペラ番組の制作にあたる。1965 ~ 66 年ミラノ・スカラ座で研修。NHK 退職後は昭和音楽大学「オペラ研究所」と、同大学附属図書館に勤務(1992 年~ 2000 年)。その後は現在まで、神奈川大学公開講座の講師を勤めている。専門はイタリア、ドイツ、フランスのオペラとオペレッタ。主要著書:『恋するオペラ』(集英社新書、2002 年3 月刊行)。このほかに日本のオペラでは、泉鏡花の戯曲『天守物語』によるオペラ台本の作成と、同オペラの公演プログラムの「作品解説」の執筆などがある。
日本オペラ『天守物語』(作曲・水野修考、台本・金窪周作)は、2016 年春の新演出(荒井間佐登)で而目を一新し、その成果は兵庫県立芸術文化センターでも再現された。『天守物語』は初演から数えて以来13 回の舞台公演を重ね、日本オペラのスタンダード・ナンバーの座を確立した。

※講師については都合により変更する場合があります

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