開講済
講座番号 | 23B1601800 |
期間 | 2024年1月25日 ~ 2024年2月22日 |
回数 | 5回 |
曜日 | 木 |
時間 | 10:00~11:30 |
定員 | 50名 ※先着順に受け付け、定員に達し次第締め切ります。 |
受講料 | 9,000円 8,200円 |
申込期間 |
2023年9月1日 ~
2024年1月22日 ※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。 |
会場 | KUポートスクエア |
※ 受講料には、教材費(一部の講座を除く)及び消費税が含まれます。
※ 受講者区分 :一般の方
:神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生
※ 受講者区分が で、前年度、生涯学習・エクステンション講座の受講歴(一部講座除く)がある方は、受講料を5%割り引きます。
※ 開講日程や時間は、講師の緊急な都合などにより変更する場合があります。
※ 定員に満たない場合は、開講できないことがあります。
船は古来より物資の輸送だけでなく、文化の伝播にも大きな役割を果たしてきました。近年海や船についての関心が薄れ、各地の海事博物館が閉館に追い込まれています。江戸時代を中心にして、海や河川交通、船、港を行き交う船は人々にとって身近な存在でした。しかし近年、和船時代に関する知識に触れる機会が少ないのは残念な事です。本講座では、考古資料、絵画資料、映像資料、実物大復元船の建造や帆走の記録などにより、海と船、そして港(湊)について諸外国との対比を交え、最新の知識を紹介したいと思います。
回 | 開講月日 | 内容 |
---|---|---|
第1回 | 2024/01/25 |
復元千石船航海記 1999年に建造された、実物大弁才船「みちのく丸」で行った、10年以上の実験帆走と、2011年日本海(青森・小樽・境港往復)、2013年太平洋(青森・東京往復)の回航と帆走の記録を、詳細に紹介します。 |
第2回 | 2024/02/01 |
" 和船の再発見" 船型図、模型、船絵馬、絵画、写真など、多くの資料を利用して、特に弁才船や船型名に関する謎について、新たな知見を交え、その問題点を分かりやすく紹介します。 |
第3回 | 2024/02/08 |
和船と世界の船 和船の構造と建造方法は、東アジアや西洋の船舶と大きく違っています。そのちがいはなぜ生まれたのか、中国韓国調査と西洋の各種文献から推論します。 |
第4回 | 2024/02/15 |
江戸・東京と神奈川湊・横浜港 神奈川湊と横浜港は、江戸と東京の発展と密接に関係しています。江戸時代の神奈川湊と明治以降の横浜港の姿を、荷物の積み卸しに使用したハシケと運河から考えます。 |
第5回 | 2024/02/22 |
海洋文化再興 船舶は物資の輸送だけでなく、広く文化の伝播に貢献しました。また、航海の安全を祈願して様々な海上信仰や慣習が行われてきました。ここでは海と航海に関する人々の思いについて、再確認してみたいと思います。 |
神奈川大学国際日本学部 特任教授
「北日本における伝統的木造漁船の船体構造の変遷過程」『国際常民文化研究叢書5̶環太平洋海域における伝統的造船技術の比較研究』2014年。「艪・櫂の操作と絵画表現」『国際シンポジウム報告書Ⅱ』“ モノ”語り̶民具・物質文化からみる人類文化 2011年。
※講師については都合により変更する場合があります
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