講座番号 | 24B1600005 |
期間 | 2025年1月7日 ~ 2025年1月21日 |
回数 | 3回 |
曜日 | 火 |
時間 | 10:30~12:00 |
定員 | 30名 ※先着順に受け付け、定員に達し次第締め切ります。 |
受講料 | 6,000円 5,400円 |
申込期間 |
2024年9月2日 ~
2024年12月24日 ※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。 |
会場 | KUポートスクエア |
講座レベル | なし |
教材 | あり(資料配布または参考程度) 講演者が作成した資料を配布予定 |
※ 受講料には、教材費(一部の講座を除く)及び消費税が含まれます。
※ 受講者区分 :一般の方 :神奈川大学生・卒業生等
※ 受講者区分が で、前年度、生涯学習・エクステンション講座の受講歴(一部講座除く)がある方は、受講料を5%割り引きます。
※ 開講日程や時間は、講師の緊急な都合などにより変更する場合があります。
※ 定員に満たない場合は、開講できないことがあります。
生殖医療の基礎となる発生生物学について紹介します。講師が進めてきた、ウニやヒトデなどを用いた受精と発生の研究内容を紹介するとともに、それがどのように応用されてヒトへの医療に用いられているかについて解説します。
回 | 開講月日 | 内容 |
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第1回 | 2025/01/07 | 古代ギリシャの博物学者アリストテレスは、哺乳類(ヒツジ)などだけでなく棘皮動物(ウニ)の解剖も行っていました。ウニは歯が「アリストテレスのランタン(提灯)」と呼ばれるように、古くから興味を持たれてきた生物です。なぜ受精現象の基礎研究に海産無脊椎動物(ウニ、ヒトデ、ホヤなど)が材料として用いられるのか、これらの動物や配偶子(卵と精子)の特性などについて解説します。 |
第2回 | 2025/01/14 | 動物では異種間どころか同種の個体間でも一般の細胞が融合することがありません。受精現象では同種の生物の配偶子が遭遇した場合にのみ細胞の融合が起こり、精子は同種の卵に向かって進み、卵は1つの精子と融合した直後にそれ以外の精子の排除が起こるのです。卵と精子の核が融合するまでの過程(受精)とその後の細胞分裂と分化・成長の過程(発生)について解説します。 |
第3回 | 2025/01/21 | 受精を含む発生過程について、これまでに紹介してきた無脊椎動物と脊椎動物である哺乳類の受精と発生を比較して説明します。生殖医療ではどのような技術が用いられているのか、その理由も含めて解説します。 |
神奈川大学名誉教授
専門分野は海産無脊椎動物を研究材料とした発生生物学。1979年早稲田大学理工学研究科応用物理学専攻博士課程修了(理学博士)。同年から、名古屋大学理学部生物学教室助手。この間の1983年から1985年まで米国ワシントン大学医学部生化学教室研究員、1989年4月より神奈川大学理学部生物科学科専任講師。理学部長、副学長等を歴任し、2020年退職。現在、神奈川大学名誉教授、「海とみなと研究所」および「総合理学研究所」所員。
非常勤講師として一般教育科目の「基礎生物学」、「自然の体験学習」を担当。
※講師については都合により変更する場合があります
http://www.second-academy.com/m/KNG
【学外サイト】
公開講座のセカンドアカデミー