24B1600006
【開講決定】ノーベル賞の医学への貢献【対面講座】 生命科学の視点から

開講済

講座概要

講座番号 24B1600006
期間 2025年3月4日 ~ 2025年3月18日
回数 3回
曜日
時間 10:30~12:00
定員 30名  ※先着順に受け付け、定員に達し次第締め切ります。
受講料 6,000円 5,400円
申込期間 2024年9月2日 ~ 2025年2月18日
※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。
会場 KUポートスクエア
講座レベル なし
教材 あり(資料配布または参考程度)
講演者が作成した資料を配布予定

※ 受講料には、教材費(一部の講座を除く)及び消費税が含まれます。
※ 受講者区分 一般の方:一般の方 神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生
※ 受講者区分が 一般の方で、前年度、生涯学習・エクステンション講座の受講歴(一部講座除く)がある方は、受講料を5%割り引きます。

※ 開講日程や時間は、講師の緊急な都合などにより変更する場合があります。
※ 定員に満たない場合は、開講できないことがあります。

内容

ノーベル賞を受賞した生命科学分野の研究を説明し、これらの研究がどのように医学に貢献しているかについて解説します。

講座日程

開講月日 内容
第1回 2025/03/04 『DNAの構造と遺伝情報の流れの解明』
1962年のノーベル生理学・医学賞は「DNAの二重らせん構造」を明らかにしたワトソン博士とクリック博士に与えられました。これをきっかけとし、核酸からたんぱく質に遺伝情報が伝えられる仕組みが明らかになり、DNAの増幅や遺伝子解析と操作が可能となりました。また、「遺伝子の発現を可視化するGFP(緑色蛍光たんぱく質)の構造とその応用」で下村博士らが2008年に化学賞を受賞しています。これら研究の成果について解説します。
第2回 2025/03/11 『ノーベル賞における日本人の活躍』
1987年に「多様な抗体を生成する遺伝的原理の解明」で利根川博士がノーベル賞を受賞しました。また、2018年には本庶博士らの「免疫抑制の阻害によるがん治療法の発見」、2016年には「オートファジー(細胞内で老廃物を廃棄する仕組み)解明」で大隅博士が、2012年には「iPS(多能性幹細胞)の開発」に成功した山中博士らが受賞しています。これらの業績と共に、ノーベル賞制定以前の日本人研究者の医学的研究についても紹介します。
第3回 2025/03/18 『コロナワクチンの開発』
2023年のノーベル賞はカリコー・カタリンとドリューワイスマン両博士が受賞しました。この研究は山中博士らの研究もヒントになっています。彼らが開発したワクチンがどのようにコロナウイルスに効果を発揮するのか、この仕組みについて、今後必要な対応を含めて解説します。

講師紹介

日野 晶也

神奈川大学名誉教授
1979年早稲田大学理工学研究科応用物理学専攻博士課程修了(理学博士)。名古屋大学理学部生物学教室助手(この間1983年~1985年ワシントン大学医学部生化学研究室研究員)。1989年神奈川大学理学部応用生物科学科(後の生物科学科)専任講師、1991年助教授。2013年4月から2017年まで神奈川大学理学部長、2022年9月22日まで学校法人神奈川大学理事。現在、神奈川大学名誉教授、「総合理学研究所」所員。日本動物学会所属。専門は海産無脊椎動物を研究材料とした発生生物学。

※講師については都合により変更する場合があります

開講済

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