開講済
講座番号 | 23B1602400 |
期間 | 2023年10月4日 ~ 2023年11月1日 |
回数 | 5回 |
曜日 | 水 |
時間 | 12:30~14:00 |
定員 | 16名 ※先着順に受け付け、定員に達し次第締め切ります。 |
受講料 | 9,000円 8,200円 |
申込期間 |
2023年9月1日 ~
2023年10月2日 ※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。 |
会場 | KUポートスクエア |
※ 受講料には、教材費(一部の講座を除く)及び消費税が含まれます。
※ 受講者区分 :一般の方
:神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生
※ 受講者区分が で、前年度、生涯学習・エクステンション講座の受講歴(一部講座除く)がある方は、受講料を5%割り引きます。
※ 開講日程や時間は、講師の緊急な都合などにより変更する場合があります。
※ 定員に満たない場合は、開講できないことがあります。
江戸時代、大晦日は商人にとって借金の支払い日であった。大金持ちは悠々と、この日を過ごすが、上層商人、中層商人、そして支払うお金のない下層商人は、あの手この手で、借金取りからなんとか逃げようとする。その有様をユーモアを持って見つめた作品が『世間胸算用』(1692年刊)である。
回 | 開講月日 | 内容 |
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第1回 | 2023/10/04 |
巻5の3「平太郎殿」 『世間胸算用』が注目されるきっかけとなった「平太郎殿」を、その翻案作「ある除夜」(武田麟太郎)と比較する。 |
第2回 | 2023/10/11 |
巻1の1「問屋の寛活女」 元上層町人の大晦日の様子を読む。死んだはずの親父が亡霊となって、一家に忠告をする。 |
第3回 | 2023/10/18 |
巻1の2「長刀は昔の鞘(さや)」 長屋住まいの最下層の商人六軒の年越し様子を、質草を通して描く。 |
第4回 | 2023/10/25 |
巻1の3「伊勢海老は春の紅葉」 正月の蓬莱に飾る伊勢海老が高価なので、ある商人はかわりに張り子の海老を作らせた。すると隠居が現れて、あるものを見せる。 |
第5回 | 2023/11/01 |
巻1の4「鼠の文使ひ」 倹約家の男の母親が、年玉金を紛失したことを嘆く。その金は母屋の鼠が運んでいたのだが、老婆はなかなか納得しない……。 |
元神奈川大学教授 博士(文学・早稲田大学)
※講師については都合により変更する場合があります
開講済