開講済
講座番号 | 24A1600028 |
期間 | 2024年4月16日 ~ 2024年5月28日 |
回数 | 5回 |
曜日 | 火 |
時間 | 15:30~17:00 |
定員 | 18名 ※先着順に受け付け、定員に達し次第締め切ります。 |
受講料 | 15,000円 13,500円 |
申込期間 |
2024年3月1日 ~
2024年4月2日 ※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。 |
会場 | KUポートスクエア |
備考 | ※講師の都合により、当初の予定から一部日程変更がございます。 第2回4月23日(火)を予定しておりましたが、第2回は5月7日(火)となります。 第5回5月28日(火)が追加となりました。 ガイドブックの表記とは違っておりますのでご注意ください。 |
教材 | (必須) 立石博高『スペイン史10講』(岩波書店(岩波新書)) (ISBN:9784004318965) 参考価格:1,100円(税込) ※教材費は受講料に含まれません。購入等については講座開始前にご案内します。 |
※ 受講料には、教材費(一部の講座を除く)及び消費税が含まれます。
※ 受講者区分 :一般の方
:神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生
※ 受講者区分が で、前年度、生涯学習・エクステンション講座の受講歴(一部講座除く)がある方は、受講料を5%割り引きます。
※ 開講日程や時間は、講師の緊急な都合などにより変更する場合があります。
※ 定員に満たない場合は、開講できないことがあります。
アフリカとヨーロッパの、大西洋と地中海の四辻に位置するスペインには、古代以来さまざまな民族・文化が到来した。こうして成立した多言語・多文化社会は中世を通じて国家としての纏まりをもつにいたるが、深刻な軋轢や葛藤を伴った。スペイン帝国の統治構造もまた、こうした状況を反映して複合君主政体という特徴を帯びていた。本講義は、五回にわけてその起こりから黄金世紀までの政治・社会・文化を概観する。
回 | 開講月日 | 内容 |
---|---|---|
第1回 | 2024/04/16 |
「スペイン」の歴史の始まり イベリア半島の地政学的位置を確認し、古代地中海世界のなかのイベリア半島、ローマ帝国とヒスパニアの関係について論じる。 |
第2回 | 2024/05/07 |
西ゴート王国からアル・アンダルスへ 西ゴート族のイベリア半島進出と支配の特徴を論じ、次いでイスラーム勢力の進出とアル・アンダルスの形成・発展を概観する。 |
第3回 | 2024/05/14 |
多様性のなかの中世世界 レコンキスタの進展とともに各地に誕生したキリスト教諸国家の特徴を論じ、中世後期の「三宗教の共存」について考える。 |
第4回 | 2024/05/21 |
カトリック両王の統治からスペイン君主国へ カトリック両王の同君連合からハプスブルク朝スペインの国家統合の在り方を概観し、近世に特徴的な複合君主政体の統治構造を分析する。 |
第5回 | 2024/05/28 |
スペイン君主国の衰退 17世紀「スペイン君主国」の衰退の過程を概観し、この時代に開花した「黄金世紀の文化」について考察する。 |
東京外国語大学名誉教授 元神奈川大学非常勤講師
神奈川県生まれ。東京都立大学助手、同志社大学助教授、東京外国語大学教授、同学長などを歴任。専門分野は歴史学、スペイン近代史。著書に『スペイン歴史散歩』(行路社)、『世界の食文化 スペイン』(農文協)、『フェリペ2世』(山川出版社)、スペイン・ポルトガル史』(編著、山川出版社)、『スペイン帝国と複合君主政』(編著、昭和堂)、『スペイン史10講』(岩波書店)など
※講師については都合により変更する場合があります
開講済