24B1600032
【開講決定】『平家物語』のやさしい読みかた【対面講座】 巻第一・後半~巻第二・前半

開講済

講座概要

講座番号 24B1600032
期間 2024年10月3日 ~ 2024年12月19日
回数 7回
曜日
時間 10:00~11:30
定員 60名  ※先着順に受け付け、定員に達し次第締め切ります。
受講料 12,600円 11,300円
申込期間 2024年9月2日 ~ 2024年9月19日
※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。
会場 KUポートスクエア
講座レベル なし
教材 プリントを配付します。

※ 受講料には、教材費(一部の講座を除く)及び消費税が含まれます。
※ 受講者区分 一般の方:一般の方 神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生
※ 受講者区分が 一般の方で、前年度、生涯学習・エクステンション講座の受講歴(一部講座除く)がある方は、受講料を5%割り引きます。

※ 開講日程や時間は、講師の緊急な都合などにより変更する場合があります。
※ 定員に満たない場合は、開講できないことがあります。

内容

『平家物語』は、平安時代の末に起きた全国的な戦乱のありさまと、その時代を生きた人間たちの姿を描き出した歴史物語です。この講座では、『平家物語』を原文で読み解くためのポイントを紹介し、その豊かな魅力を紹介していきます。人物や事件、故事などに注目しながら、順にいくつかの場面を原文で読み進め、この物語のさまざまな魅力を発見していきます。覚一本を取りあげ、展開に沿って順に読み進めますが、今期は巻第一の後半からスタートします。物語を部分的に読むのではなく、通読することで得られる愉しみを味わってみませんか。初心者の方でも問題ありません。

講座日程

開講月日 内容
第1回 2024/10/03 巻第一「殿下乗合」
「世の乱れそめける根本」「平家の悪行のはじめ」として位置づけられる、清盛の指示による摂政藤原基房への報復事件のようすを読み進めます。
第2回 2024/10/10 巻第一「鹿谷」「俊寛沙汰 鵜川軍」
平家打倒計画を進める後白河院の近臣たちの姿に注目して、本文を読み進めます。
第3回 2024/10/24 巻第一「願立」
比叡山の騒動からの連想で想起される、後二条関白藤原師通のときの逸話を取りあげます。
第4回 2024/11/07 巻第一「御輿振」
神輿を洛中へ振り下ろした比叡山の大衆とそれを制止する源頼政のふるまいに注目してみましょう。
第5回 2024/11/21 巻第一「内裏炎上」
比叡山の騒動などを受けて穏やかではない都で、大火が発生します。物語がそれをどのように意味づけるかを確認してみましょう。
第6回 2024/12/12 巻第二「座主流」「一行阿闍梨之沙汰」
比叡山の騒動の責任を負って流罪となった天台座主明雲のゆくえを追いかけてみましょう。
第7回 2024/12/19 巻第二「西光被斬」
鹿谷での平家打倒の謀議が発覚し、院の近臣たちが捕らえられていきます。そのなかでの西光の印象的な姿に光を当ててみましょう。

講師紹介

鈴木 彰

立教大学文学部教授
2000年早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。神奈川大学外国語学部准教授、明治大学政治経済学部准教授などを経て、2013年度より現職。専門は日本中世文学、軍記物語。主要著書に『平家物語の展開と中世社会』(汲古書院)、『いくさと物語の中世』(共編著、汲古書院)、『平家物語を知る事典』(共著、東京堂出版)、『図説 平家物語』『図説 平清盛』(共著、河出書房新社)などがある。

※講師については都合により変更する場合があります

開講済

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