24B1600046
【開講決定】ヤマト王権の謎に迫る【ライブ配信講座】 記・紀神話の解読から

開講済

講座概要

講座番号 24B1600046
期間 2024年10月5日 ~ 2024年11月30日
回数 5回
曜日
時間 13:30~15:00
定員 -  
受講料 9,000円 8,100円
申込期間 2024年9月2日 ~ 2024年9月21日
※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。
会場 オンライン
備考 ※※必ず下記の内容をご確認ください※※
・記録用動画の収録・配信はありません。

・「ライブ講座」では、ビデオ会議ツール「Zoom」を使用しリアルタイムで授業を配信します。

※「ライブ講座」ご受講にあたり下記のシステム環境が必要です。各自、環境の準備と確認をお願いします。
1.パソコン・スマートフォン・タブレットなどの端末
2.インターネット環境
3.マイク(内蔵または外付け)
4.ウェブカメラ(内蔵または外付け)
(マイク付きヘッドフォンセットの場合、音声をクリアに聞く・話すことができます。)
講座レベル なし
教材 あり(資料配布または参考程度)

※ 受講料には、教材費(一部の講座を除く)及び消費税が含まれます。
※ 受講者区分 一般の方:一般の方 神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生
※ 受講者区分が 一般の方で、前年度、生涯学習・エクステンション講座の受講歴(一部講座除く)がある方は、受講料を5%割り引きます。

※ 開講日程や時間は、講師の緊急な都合などにより変更する場合があります。
※ 定員に満たない場合は、開講できないことがあります。

内容

ヤマト王権は3世紀後半から畿内に形成されますが、その形成プロセスは空白の4世紀としていまだ謎に包まれています。そこで『古事記』と『日本書紀』(記・紀)を解読することによって、ヤマト王権の謎に迫りたいと思います。
そのために、記・紀の出雲神話、日向神話、神武東遷、纏向の箸墓伝説などからヤマト王権の形成プロセスを読み解いていきます。その他にも、中国側の史料として「魏志」倭人伝や、近年の発掘で注目されている纏向遺跡なども手掛かりにします。

講座日程

開講月日 内容
第1回 2024/10/05 出雲神話とヤマト王権
大物主神は出雲国の大国主神によって三輪山に祀られ、大物主神を祖神とする三輪氏が出雲から三輪山西麓に入って纏向に拠点を作ります。
第2回 2024/10/19 日向神話とヤマト王権
天孫族の祖神である天照大神が筑紫の日向で誕生し、また天孫が日向の高千穂峰に降臨したとされるように、後のヤマト王権の源流は日向とされます。
第3回 2024/11/02 神武東遷とヤマト王権
神武天皇は日向から東遷して畝傍の橿原に最初のヤマト王権を立ち上げるものの、三輪山の大物主神の娘と結婚することによって三輪氏とつながります。
第4回 2024/11/16 纏向とヤマト王権
神武天皇に続く天皇族は、纏向の三輪氏と連合して初期のヤマト三輪王権を作り、物部氏を支えにしてヤマト王権を畿内に拡大していきます。
第5回 2024/11/30 伊勢神宮とヤマト王権
天照大神はヤマトの宮中から伊勢の地に遷座して伊勢神宮に祀られる一方、ヤマト王権は大和朝廷として国家統治を強めていくことになります。

講師紹介

伊坂 青司

神奈川大学名誉教授
1948年三重県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得。博士(文学・東北大学)。専門は哲学・文化比較論。神奈川大学外国語学部教授を経て、2019年に退職。現在、神奈川大学名誉教授。主な訳書として『世界史の哲学講義1822/23年ヘーゲル』上・下(講談社学術文庫、2018年)、主著として『ヘーゲルとドイツ・ロマン主義』(御茶の水書房、2000年)など。

※講師については都合により変更する場合があります

開講済

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