開講済
講座番号 | 24B1600055 |
期間 | 2024年11月16日 ~ 2024年12月7日 |
回数 | 3回 |
曜日 | 土 |
時間 | 14:00~15:30 |
定員 | 50名 ※先着順に受け付け、定員に達し次第締め切ります。 |
受講料 | 4,000円 3,600円 |
申込期間 |
2024年9月2日 ~
2024年10月26日 ※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。 |
会場 | KUポートスクエア |
備考 | ※この講座は、割引制度(5%)の対象外です。 |
講座レベル | なし |
教材 | あり(授業内配布) 高橋雅紀 「日本列島形成を知る厚紙模型」 Newton別冊「日本海溝移動説」 |
※ 受講料には、教材費(一部の講座を除く)及び消費税が含まれます。
※ 受講者区分 :一般の方
:神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生
※ 開講日程や時間は、講師の緊急な都合などにより変更する場合があります。
※ 定員に満たない場合は、開講できないことがあります。
能登半島地震は、M7.6の地震を想定できなかった反省が残りましたが、巨大な地震が大地を隆起させ、陸地を産み出す事実も目の当たりにしました。また、現地を視察してみると、地域の耐震性の低さと、地盤によって被害程度の差が生じることが全国的な課題と認識されました。そこで、今回の講座では、関東平野、神奈川県の驚異の生い立ちを学ぶことをベースに、表層の地盤の問題、そして能登半島地震を踏まえて考える「耐震化」推進の問題を考えます。
回 | 開講月日 | 内容 |
---|---|---|
第1回 | 2024/11/16 |
日本海の拡大と日本海溝移動説で知る関東地方の成り立ち 「日本海の拡大によって形成された関東平野下の巨大な基盤の凹み~」(高橋雅紀) |
第2回 | 2024/11/30 |
神奈川の大地の成り立ちと火山や地震とのかかわり 地震も火山も大地の営みであり、神奈川の大地の成り立ちも火山や地震などの自然現象とも深いかかわりがある (平田大二) |
第3回 | 2024/12/07 |
関東平野に住み続ける叡智 講義1「能登半島地震現地視察からわかること~神奈川の地盤、あなたの家の地盤を知る~」(荏本孝久) 講義2「命を守る住まいの耐震性能とは、なぜ耐震診断・耐震改修工事が必要?コストは?」(河原典子→鷲山龍太郎 ※担当講師変更) |
地質学者(元産総研上級主任研究員)
プレートテクトニクスに基づく日本列島の成り立ちを研究。フィリピン海プレートの運動によって日本列島が山国に成長したとする新説は、2017年にNHKスペシャル「列島誕生ジオ・ジャパン」として放映。NHKブラタモリなどにも多数出演。最近の著書は「分水嶺の謎」や「準平原の謎」(技術評論社)など。
神奈川県立生命の星・地球博物館名誉館員
神奈川県立博物館、神奈川県立生命の星・地球博物館にて地学担当学芸員として、学芸部長、館長を歴任。神奈川県の地質を中心に研究を進めるとともに、展示や教育普及活動も行ってきた。著書は「自然災害からいのちを守る科学」(岩波ジュニア新書)、「日本海の拡大と伊豆弧の衝突」(有隣新書)など。
神奈川大学名誉教授 「防災塾・だるま」名誉塾長
神奈川大学工学部助手、講師、助教授、教授を歴任し、現在名誉教授。専門分野は建築構造分野で、地震工学、耐震工学、地盤工学、都市防災学の研究を行っている。日本、世界の被災地を現地視察。2023年モロッコ地震では、多くのテレビ局の解説に出演。
一級建築士 (一社)神奈川県建築士会 防災・災害対策委員会委員長
東京都木造住宅耐震診断技術者、Kappa研築工房 河原一級建築士事務所主宰、認定まちづくり適正建築士、応急危険度判定士、「防災塾・だるま」会員、熊本地震など現地調査。耐震診断、耐震工事についての基本的な事項を平易に解説。低コスト工法による耐震化などを実践、提唱。
防災士 元小学校長 未来防災代表 マンション防災担当
防災塾・だるま塾長
※講師については都合により変更する場合があります
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