講座番号 | 24B1600056 |
期間 | 2025年1月11日 ~ 2025年2月8日 |
回数 | 4回 |
曜日 | 土 |
時間 | 14:00~16:00 |
定員 | 100名 ※先着順に受け付け、定員に達し次第締め切ります。 |
受講料 | 1,000円 1,000円 |
申込期間 |
2024年9月2日 ~
2024年12月25日 ※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。 |
会場 | KUポートスクエア |
備考 | ※この講座は、割引制度(5%)の対象外です。 |
講座レベル | なし |
教材 | あり(資料配布または参考程度) |
※ 受講料には、教材費(一部の講座を除く)及び消費税が含まれます。
※ 受講者区分 :一般の方 :神奈川大学生・卒業生等
※ 開講日程や時間は、講師の緊急な都合などにより変更する場合があります。
※ 定員に満たない場合は、開講できないことがあります。
2024年1月1日に発生したM7.6の令和6年能登半島地震については、前期防災特別講演会で被害調査の概要、俯瞰的に見た被害状況、被災地域の地盤特性、液状化現象、建物被害と地盤特性、上水道配給施設の被害と復旧、電力供給施設の被害と復旧過程などで現地調査の概要を明らかにした。そのなかで、能登半島地震は2011年東日本大震災や2016年熊本連鎖地震とも異なった災害の様相を呈しており、被災地の現状は地震発生時からほとんど変化していない様子も明らかになってきた(5月26日現在の公費解体率はわずか2%)。
後期防災連続講演会では、能登半島地震の実態を把握するために、地盤構造から見た能登半島地震の特徴、複合災害としての能登半島地震と社会の脆弱性、インフラ被害から見た能登半島地震の特性、能登半島地震から考える原発問題と避難所のあり方について検討する。様々な自然災害によって明らかになってきた公的な減災サービスの限界と課題や広域行政の防災上の問題点などは、複合災害の視点での対応が必要な課題と考えられる。災害からの復旧・復興のためには、被害からの復旧だけでなく、生活や生業(なりわい)の再建が伴わなければ地域社会の持続は困難である。
21世紀の大規模な自然災害や気候変動と防災・減災の課題について検討していく上で、学問分野の横断的な知見の体系化が今後ますます重要になるが、神奈川大学は地域社会の一員としての社会貢献を進めていく。
※荏本孝久・佐藤孝治が司会及び議事進行を担当
回 | 開講月日 | 内容 |
---|---|---|
第1回 | 2025/01/11 |
「地盤と建物構造から能登半島地震の特徴を考える」 荏本 孝久(神奈川大学名誉教授) |
第2回 | 2025/01/18 |
「複合災害としての能登半島地震と社会の脆弱性」 佐藤 孝治(神奈川大学名誉教授) |
第3回 | 2025/02/01 |
「能登半島地震によるインフラ被害・住宅被害の地域特性」 朱牟田 善治(神奈川大学建築学部教授、前電力中央研究所) |
第4回 | 2025/02/08 |
「繰り返す巨大地震と原発の危険、避難生活のQOL」 大西 隆(東京大学名誉教授、元日本学術会議会長) |
神奈川大学名誉教授、神奈川大学アジア研究センター客員研究員
神奈川大学名誉教授、神奈川大学アジア研究センター客員研究員
神奈川大学建築学部教授、前電力中央研究所
国土計画協会会長、東京大学名誉教授、元豊橋技術科学大学学長、
元日本学術会議会長(第22-23期、2011年10月-2017年9月)
※講師については都合により変更する場合があります
http://www.second-academy.com/m/KNG
【学外サイト】
公開講座のセカンドアカデミー