開講済
講座番号 | 24B1600061 |
期間 | 2025年1月30日 |
回数 | 1回 |
曜日 | 木 |
時間 | 13:30~15:30 |
定員 | 200名 ※先着順に受け付け、定員に達し次第締め切ります。 |
受講料 | 500円 500円 |
申込期間 |
2024年12月16日 ~
2025年1月23日 ※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。 |
会場 | その他(学外会場等) |
備考 | 【ご注意ください】本講座は開港記念会館内の見学ツアーを行うものではありません。 <会場>横浜市開港記念会館 講堂 ・JR京浜東北線・根岸線「関内駅」南口から徒歩10分 ・市営地下鉄線「関内駅」1番出口から徒歩10分 ・みなとみらい線「日本大通り駅」1番出口から徒歩1分 横浜市開港記念会館HP ※施設の都合上、車椅子をご利用の方やお手伝いが必要な方は事前にご申告いただきますようお願いいたします。 |
※ 受講料には、教材費(一部の講座を除く)及び消費税が含まれます。
※ 受講者区分 :一般の方
:神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生
※ 開講日程や時間は、講師の緊急な都合などにより変更する場合があります。
※ 定員に満たない場合は、開講できないことがあります。
2005年より地域・社会貢献及び生涯学習やリカレント教育の拠点として開講してきた「エクステンションセンター」が2025年に設置20周年を迎えることになりました。このたび、エクステンションセンター20周年を祝して、開港記念会館の歴史や建造物をテーマにした講演会を開催いたします。
近代以降の横浜建築の歴史を概観し、大正期を代表する建築として横浜市開港記念会館について取り上げ、その建設経緯とその後の保存・再生の中で現在に至った状況を論じ、併せて建築的特徴と魅力を紹介します。
横浜はわが国でいち早く洋風建築を導入し、また、積極的に新しい建築の流行を取り入れてきた都市です。しかしながら、関東大震災と戦災により大きな被害を受けた横浜には、戦前期、とりわけ関東大震災以前の建築遺構は極めて少ないのです。
横浜市開港記念会館は、大正期に流行していた意匠を用いて大正6(1917)年に竣工した煉瓦造建築で、関東大震災で大きな被害を受けながらも、市民からの要請もあり、修理工事により保存・再生され、大正期の建築界の様相を現在に伝える貴重な建造物であり、その建築史的価値から重要文化財に指定されています。
そこで、今回は、開港後から戦前期までの建築の歴史を振り返りながら、保存・再生されたこの横浜市開港記念会館に注目し、その特徴と魅力について紹介します。
回 | 開講月日 | 内容 |
---|---|---|
第1回 | 2025/01/30 |
重要文化財・横浜市開港記念会館の特徴とその魅力 ー近代建築の最初期の保存・再生の事例としてー |
神奈川大学建築学部特任教授
1953年秋田県生まれ。1975年神奈川大学工学部建築学科卒業。1983年東京工業大学大学院理工学研究科建築学専攻博士課程退学。工学博士。専門は、日本近代建築史。2004年日本生活学会今和次郎賞、2012年日本生活文化史学会賞、2017年日本建築学会賞(論文)を受賞。著作に『日本の近代住宅』(鹿島出版会)、『同潤会に学べ』(王国社)、『間取りで楽しむ住宅読本』(光文社)、『新版図説・近代日本住宅史』(鹿島出版会)、『和室学』(共著 平凡社)、『鎌倉の名建築をめぐる旅』(共著 エクスナレッジ)、『住まいの住宅史』(共著 創元社)など多数。
※講師については都合により変更する場合があります
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