開講済
講座番号 | 25A1600009 |
期間 | 2025年5月9日 ~ 2025年5月30日 |
回数 | 4回 |
曜日 | 金 |
時間 | 10:30~12:00 |
定員 | 30名 ※先着順に受け付け、定員に達し次第締め切ります。 |
受講料 | 7,200円 6,400円 |
申込期間 |
2025年3月3日 ~
2025年4月25日 ※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。 |
会場 | KUポートスクエア |
講座レベル | なし |
教材 | (配布) |
※ 受講料には、教材費(一部の講座を除く)及び消費税が含まれます。
※ 受講者区分 :一般の方
:神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生
※ 受講者区分が で、前年度、生涯学習・エクステンション講座の受講歴(一部講座除く)がある方は、受講料を5%割り引きます。
※ 開講日程や時間は、講師の緊急な都合などにより変更する場合があります。
※ 定員に満たない場合は、開講できないことがあります。
現実的によくある問題をいかに数学的に解決するか。それに最適な数学の分野が「グラフ理論」です。グラフとは点と線だけからなる図形ですから、構造は比較的簡単な図形です。にもかかわらず、その応用は枚挙にいとまがない程に広いと言えます。講義内容はなるべく分かり易く具体的なものを選びます。今まで教科書で習ってきた数学から離れて、グラフ理論の世界に浸ったひと時を過ごしていただければ幸いです。
回 | 開講月日 | 内容 |
---|---|---|
第1回 | 2025/05/09 |
グラフ理論のはじまり 星の形など、小学生でも「一筆書き」ができる図形には関心を抱くものです。それに天才オイラーが興味をもつと、一つの学問ができました。それがグラフ理論であり、きっかけとなったのはケーニヒスベルグの橋渡り問題です。 |
第2回 | 2025/05/16 |
コストをいかに抑えられるか 「コストを最小限に抑えた経路をいかに作るか」という最小連結子問題を考えます。それによって、システム全体に与える負荷や労力などが分析できます。 |
第3回 | 2025/05/23 |
グラフの点彩色 「隣り合った点に異なる色を与えるとき、与えられたグラフの点を彩色するには少なくとも何色必要か」という点彩色問題を扱います。 |
第4回 | 2025/05/30 |
4色問題 「すべての地図は4色で色分けできるか?」という長い間未解決だった問題が予想外の方法で解決しました。その問題をグラフ理論の立場から考えてみます。 |
神奈川大学名誉教授、数学アートラボ代表
理学博士。専門は集合論的位相幾何学。長春師範学院客員教授、ブルゴーニュ大学短期客員教授、「位相数学とその応用に関する国際会議(1999)」実行委員長などを歴任。数学のアニメ制作を手掛け、2015年度神奈川県大学発・政策提案制度の最優秀採択、2018年度神奈川大学ベストティーチャー賞を受賞。
※講師については都合により変更する場合があります
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