講座番号 | 25A1600042 |
期間 | 2025年6月5日 ~ 2025年7月31日 |
回数 | 5回 |
曜日 | 木 |
時間 | 14:00~15:30 |
定員 | 20名 ※先着順に受け付け、定員に達し次第締め切ります。 |
受講料 | 6,000円 5,400円 |
申込期間 |
2025年3月3日 ~
2025年5月22日 ※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。 |
会場 | KUポートスクエア |
講座レベル | なし |
教材 | (購入必須) 山川菊栄『武家の女性』岩波文庫、本体720円。 ※教材費については受講料に含まれません。購入等については講座開始前にご案内します。 |
※ 受講料には、教材費(一部の講座を除く)及び消費税が含まれます。
※ 受講者区分 :一般の方
:神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生
※ 受講者区分が で、前年度、生涯学習・エクステンション講座の受講歴(一部講座除く)がある方は、受講料を5%割り引きます。
※ 開講日程や時間は、講師の緊急な都合などにより変更する場合があります。
※ 定員に満たない場合は、開講できないことがあります。
初期の女性運動家として知られる山川菊栄は著述家として卓抜な存在でした。その乾いた文体による歴史や同時代の描写はいまやかけがえのない遺産となっています。代表作『武家の女性』『おんな二代の記』『わが住む村』(いずれも岩波文庫)のうち、今回は『武家の女性』を5回に分けて読んでいきます。水戸の学者の家に生まれた母からの聴き取りをもとにしたもので、武家の女性や子供の日常生活を生き生きと描き出し、最後は水戸内乱の記述に及びます。近代の日本で女性の地位がどう変わったのかを考える、よい出発点となるでしょう。
回 | 開講月日 | 内容 |
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第1回 | 2025/06/05 | はしがき、お塾の朝夕、主婦の日々、手習い子として |
第2回 | 2025/06/19 | お縫い子として、きもの、身だしなみ |
第3回 | 2025/07/03 | 食べもの、すまい、遊びごと |
第4回 | 2025/07/17 | 親類のおばさんたち、結婚と離婚 |
第5回 | 2025/07/31 | 子年のお騒ぎ、受難時代、維新と女性 |
東京大学名誉教授
1950年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授、跡見学園女子大学教授を歴任。現在、東洋文庫研究員。専門は19世紀日本史、東アジア史、比較史。『維新史再考』 (NHK出版)、『日本史からの問い』白水社、『民主化への道はどう開かれたか』 (清水書院)などがある。
※講師については都合により変更する場合があります