講座番号 | 25B1600025 |
期間 | 2026年2月5日 ~ 2026年3月19日 |
回数 | 5回 |
曜日 | 木 |
時間 | 14:00~15:30 |
定員 | 16名 ※先着順に受け付け、定員に達し次第締め切ります。 |
受講料 | 10,000円 9,000円 |
申込期間 |
2025年9月1日 ~
2025年12月10日 ※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。 |
会場 | KUポートスクエア |
講座レベル | どなたでも可 |
※ 受講料には、教材費(一部の講座を除く)及び消費税が含まれます。
※ 受講者区分 :一般の方
:神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生
※ 開講日程や時間は、講師の緊急な都合などにより変更する場合があります。
※ 定員に満たない場合は、開講できないことがあります。
日本のハンセン病療養所には、多くの入所者が文芸活動に取り組んできた世界的にも珍しい歴史があります。俳句、短歌、詩、小説、評論、随筆、自伝などジャンルは多岐にわたり、多くの書籍が入所者自身の手によって書かれました。ハンセン病者によるこの膨大な作品群は「ハンセン病文学」とも呼ばれ、代表的な作家である北條民雄は現在も多くの読者を獲得しています。これらの作品群には、隔離政策下を生きたハンセン病者たちの〈声〉がさまざまなかたちで刻印されています。本講座でハンセン病文学の豊かな世界に分け入ってみましょう。
回 | 開講月日 | 内容 |
---|---|---|
第1回 | 2026/02/05 | なぜハンセン病文学を読むのか? |
第2回 | 2026/02/19 | 北條民雄と「不治」の時代のハンセン病者 |
第3回 | 2026/03/05 | 小説に描かれた療養所の生活と労働 |
第4回 | 2026/03/12 | 小説と記録文学から見る重監房の記憶 |
第5回 | 2026/03/19 | 療養所における患者運動の担い手と文学 |
編集者
専門はハンセン病文学、疾病と文学。論文に『「特別病室」と梅干のたね―ハンセン病文学におけるフィクション性』『会報「ペン」』189号(東京町田ペンクラブ、2024年)、『「鼻の周辺」の周辺̶戦後ハンセン病治療史と文学』『ハンセン病 日本と世界―病い・差別・生きる』(工作舎、2016年)、『「宛名のない手紙」を読む』“ハンセン病制圧活動サイトLeprosy.jp”(https://leprosy.jp/japan/atena/)ほか。
※講師については都合により変更する場合があります