講座番号 | 25B1600032 |
期間 | 2025年12月15日 ~ 2026年3月2日 |
回数 | 5回 |
曜日 | 月 |
時間 | 15:30~17:00 |
定員 | 50名 ※先着順に受け付け、定員に達し次第締め切ります。 |
受講料 | 10,000円 9,000円 |
申込期間 |
2025年9月1日 ~
2025年12月1日 ※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。 |
会場 | KUポートスクエア |
備考 | 参考テキストのリンク先はこちら |
講座レベル | どなたでも可 |
教材 | 参考テキスト:ひつじ書房 電子ジャーナル『未草』所蔵 「英語とともに日本語を考える」全 10 回(2023年2月~2024年2月) ※参考テキストのリンク先は備考をご覧ください。 |
※ 受講料には、教材費(一部の講座を除く)及び消費税が含まれます。
※ 受講者区分 :一般の方
:神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生
※ 開講日程や時間は、講師の緊急な都合などにより変更する場合があります。
※ 定員に満たない場合は、開講できないことがあります。
前期に引き続き、私たちの母語の日本語を「認知的視点」から見ていきます。認知的視点とは、人が外界を心理的にどうとらえるかということです。実際の日常的使用の奥にある気付きにくい日本語の深層を共に発見していきたいと思います。
日本語の表現する世界は、個体としての行為者や対象者、対象物そのものに注目するというより、個体を含む環境全体に視点を合わせ、個体もその環境の一部であり、心的、感情的、感覚的動きまでも含んでいます。こういった世界を1つの文構造としてまとめて言語化するということが日本語のすごいところで、私たちはその日本語の豊かな使い手だということを認識しましょう。
回 | 開講月日 | 内容 |
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第1回 | 2025/12/15 | 命題と命題表明態度の区別 |
第2回 | 2026/01/19 | 日本語は受動文がお好きー人為の声(能動態)より自然の声(受動態) |
第3回 | 2026/02/02 | もう一つの声(自発態)ー「自発自動詞」の存在は人為的コントロールを超えた自然の声の表明 |
第4回 | 2026/02/16 | 可能表現も自発の声であり、可能形は受動形と近接ー「ら」抜きことばを考える |
第5回 | 2026/03/02 | 日本語の3次元世界への熟成ー1枚の静止画(前回)から |
神奈川大学名誉教授
日本女子大学文学部英語英文学科卒業、国際基督教大学大学院教育学研究科(英語教育専攻)修了。アメリカインディアナ大学大学院言語学科修了。ユニバーシティカレッジロンドン(UCL)言語学科客員教授。専門は言語学、英語学、認知語用論。
※講師については都合により変更する場合があります